海外からの弔辞
Fernando y Claudia Gutiérrez
Padres de un paciente
Uruguay
5歳になる私たちの一人息子は頸部嚢胞性リンパ管腫を患って生まれました。わが国(南米・ウルグアイ)では外科的治療しか存在せず、息子ニコラスの場合はその危険性から外科手術は勧められませんでした。彼の主治医(ペルフォ医師)はインターネットを通じて荻田修平先生が発明されたOK-432治療法の存在を知りました。
初めは主治医が、その後私たちが荻田先生とメールを通してコンタクトをとりました。その最初の瞬間から私たちは先生がご自身のお仕事に専心されていると同時にとても思いやりのあるお人柄であることを感じました。なぜなら、迅速かつ医師としての職業意識を持ってご返事を下さるばかりか、つねに私たちの辛さに対して励ましと希望の言葉をかけて下さったからです。
その後、私たちは日本へ行く計画を立てました。そして訪日が実現しました。先生の通訳をされていた仰木みどりさんの貴重な援助のお陰で、私たちは荻田先生と知り合うことができました。忘れられない経験です。先生は、かつて息子の病気に関しては決して私たちが感じることができなかった信頼と安らぎ、そして穏やかさを与えてくださったのです。
京都に滞在していた数日の間に、私たちは先生のことを敬愛し全幅の信頼をおきました。よって先生がお亡くなりになった今、私たちの心は虚しさで一杯です。
私たちは永遠に先生に感謝致します。先生はいつも私たちの心の中にいらっしゃることでしょう。そして、先生のお写真を見ながら「先生に会いたい」と話す息子の心の中にも…
